FC2ブログ

美雨の部屋へようこそ

ちょっとだけスピリチュアルな世界の旅日記や 文化、歴史のぷち・エッセイを書いています。他にも海外、国内のお気に入りのドラマのあらすじ&感想を勝手気ままに綴っています。

Entries

洋行した明治の文学者たち

明治の洋行文学者たち

明治時代に活躍した文学者の中で、洋行した人物を10名を抜粋してみました(生年順)。
前回書いた「洋行しなかった文学者たち」の対もないと、片手落ちなので、昨年旅したベルリンの鴎外館の案内もかねて、アップしてみました。

森鴎外 ダンディー!

「洋行しなかった文学者たち 」はこちら
https://yonipo.blog.fc2.com/blog-entry-1566.html

舞姫2
映画「舞姫」より




森鴎外 
1862-1922年 60才没 
ドイツ留学 1884~88年 22~26才 
ベルリン、ライプチヒ、ドレスデン、ウィーン 

二葉亭四迷 
1864-1909年 45才没 
ロシア、サンクト・ペテルスブルク 1909年 帰国途上で急死 

夏目漱石 
1867-1916年 49才没 
イギリス留学 1900~03年 

南方熊楠 
1867-1941年 74才没 
アメリカ、キューバ、イギリス私費滞在 1886~1900年 

島村抱月  
1871-1918年 47才没 
イギリス、ドイツ留学 1902~05年 

与謝野鉄幹 
1873-1935年 62才没 
フランス留学 1911~12年 

柳田國男 
1875-1962年 87才没 
ジュネーブ、国際連盟委任統治委員 1921~23年 

有島武郎 
1878-1923年 45才没 
アメリカ、ハーバード留学 ヨーロッパ渡航 1903~07年 

永井荷風 
1879-1959年 79才没 
アメリカ、フランス私費留学 1903~08年 

木下杢太郎 
1885-1945年 60才没 
フランス留学 1921~24年 
パリ・ソルボンヌ、リヨン 

日清戦争と日露戦争の間、1900年代の初めに集中している。いずれもエリート揃いで国費や大学の派遣留学が殆どで、鴎外と杢太郎は医学者として滞在。富裕な商家の出身である熊楠と荷風は自費。うち4人は40代の若さで亡くなっている、

与謝野晶子 
1878-1942年 64才没 
フランス滞在 1912年 
紅一点、夫の鉄幹を追ってシベリア鉄道に乗ってパリに赴いた女流歌人。



当時のベルリン(1900年ごろのベルリン ウンターデンリンデン大通り)

舞姫にも出てきましたね・・・「ウンター・デン・リンデンの石畳」見送りの風景がロマンティックでした。

現在のベルリン ウンター・デン・リンデン大通り
現在のベルリン ウンターデンリンデン
名の通り、リンデン(菩提樹)通り、の意  あまり変わっていない気がするので不思議。


こちらも大通りの一つ、ブランデンブルグ大通り 突き当りのブランデンブルグ門(工事中ですた。涙)
ブランデンブルグ門の大通り
しかしこちらは豹変しましたね。ベルリンの壁があったころは気安く歩けなかったポツダム地区


<森鴎外記念館をたずねて>


S-Bahn フリードリッヒ通り(Friedrichstrasse)駅から徒歩5分
森鴎外館の向かい
森鴎外のアパルトメント向かい 2018年3月に撮影

壁に鴎外と書かれた、鴎外のアパルトメント
IMG_20180304_094431.jpg


ブランデンブルク門からほぼ北へ徒歩約10分くらいのところに、かつて森鴎外がベルリン滞在時代に住んでいた館があります。
当時の生活などを知ることができる森鴎外記念館(Mori-Ogai-Gedenkstätte)は、図書館を併設しているこじんまりとした博物館。


リニューアルしたばかりで、和紙や木材を使い和を感じさせる展示になっただけでなく、一つ一つの説明(日本語、ドイツ語)が読みやすくコンパクトになっています。べルリン滞在期間だけでなく、森鴎外の生涯とその生涯に関係のあった方々の軌跡をコンパクトに知る事が出来ます。

場所は、「動物園駅」から「フリードリッヒ通り駅」に向かってSバーンに乗ると、「フリードリッヒ通り駅」へ着く直前、進行方向左側に「鴎外」の漢字が大きく書かれたビルを見る事が出来ます。それが記念館の目印です。ここは、その昔鴎外がべルリンに滞在していた時に最初に住んだ建物で、その一角を使い、記念館として公開しています。


こちらです♪外壁に「鴎外」と無ければ見過ごしてしまいそうな一角
鴎外のすんだアパルトメント 外側から

鴎外館、つい最近リニューアルされたんですね
)"



鴎外の部屋は二階
鴎外の住んだ家 玄関を入って


書籍がずらり 日本語とドイツ語の本が半々位
鴎外のアパルトメント室内


机には、やはりこの本が・・・
机には、やはりこの本が・・・






現在は一般庶民でも意志と若干の資金さえあれば、誰でも海外に行ける便利な時代となりました。
百年という時の流れと世の中の発展を如実に感じさせられます。


上記は それぞれの部門の大家の集まりですが、とにかく洋行しなければ、新しい文化に触れられない時代でしたから、感化されるにしろ、反発するにしろ、洋行の結果によって、それからの活躍の基盤が出来た訳ですね。
洋行出来た人と、洋行しなかった人の間には、スケールの違いが出来たかも知れません。

日本の近代化の基礎を築いた明治の先人の勲功に触れつにつけ、富士山を仰ぐが如き心地がします。
鴎外は外国語でスピーチをして喝采を受け、熊楠は独学で図鑑を編纂する知識を持ち、柳田は外交官の役割も果たしました。
しかしながら、当時の多くの日本人にとって洋行は叶わぬ夢であっても、別の方向に渾身を傾けて、深い内面世界を築いた文学者も多い。

つまりは、どちらも甲乙つけ難いのですが。



美雨


鴎外さ~ん、エリスですよ♥開けて♪ といってみる美雨
鴎外の住まい 外側から
最後まで読んでくれてありがとう



★このランキングに参加しています。いらしたついでに押して下さると嬉しいです★
にほんブログ村 歴史ブログ 世界史へにほんブログ村 歴史ブログへ


(>ω<)4ポチに感謝デス♪



美雨のおすすめブログ
海外旅行は体験談を参考に!

竜宮小僧の旅案内





スポンサーリンク

Comment

多楽さま 

こんばんは^^
拙いブログですのに、そのように興味をもっていただき、とても嬉しく思います。

> ベルリンの鴎外館、一度は訪れたいと思っていた場所です!

平成の初期はベルリンの壁がそびえ、めったに行けないところでしたが、昔のような検閲も国境もなく、ブランデンブルグ門からすーっと東ベルリン地区にも入っていけるのが嘘みたいです。本当にいい時代になりました。
ベルリンは、いい意味でも悪い意味でも、まだ東ドイツのころの雰囲気も残っていてポツダム地区は明治の香りがして、おもしろいです^^

よっこたんさま 

こんばんは^^
こちらこそ、拙いブログにご訪問とコメント感謝しております<(_ _)>
マニャックな明治文学がテーマの記事でつまらないかもしれませんが、おつきあいいただきありがとうございました。

美雨さん、こんばんわ。 

こちらこそ訪問していただき、ありがとうございます(*^-^)
美雨さんのブログもとても素敵です。
ベルリンの鴎外館、一度は訪れたいと思っていた場所です!柳田國男の渡欧も知りませんでした^^;
いろいろとタメになります^^

市貝町に御縁があるのですね。実は私は隣の益子町に住んでおりまして、裏山を越えれば市貝町なんです^^b
私のブログのトップ画像の神社も市貝町の神社です^^
大己貴命を祀っている多いですね。日光の男体山も大己貴命を祀っていますから。少彦名命も県北を中心に祀られていますね。

私も全ポチ応援いたします!
これからもよろしくお願いします^^

※場所が特定出来るような町名が入っていますので、このコメントを読んで頂ければ削除されても構いません。お手数をおかけします。
  • posted by 多楽 
  • URL 
  • 2019.01/25 23:06分 
  • [Edit]

ありがとうございます。 

こんばんは~MIUMIU 美雨さん^^
今日はご訪問&嬉しいコメント下さり
ありがとうございます。
とっても嬉しかったです(^-^)
こちらこそこれからも拙いブログでは
ありますがよろしくお願いしますm(_)m
コメントなかなか書きたいのですが時間がなくて(^_^;)
読み逃げ応援も多々であります(^_^;)
文学的なことはよくわかりませんが
ブログを拝見しながら勉強させて頂きます^^

sazanamijiroさま 

今日もご訪問と応援、ありがとうございます。

> それにしても、恥ずかしながら柳田国男がジュネーブ行っていたとは知りませんでした。

そうですね、ジュネーブ…なぜあんな寒い所で?って思いますが(笑う)新渡戸稲造の後任として国際委員に就いたのですね。
でも、共通語のフランス語が全く話せず、一から現地で勉強をしていったようですから、すごい努力家ですね。英語は読み下しは得意だったようです。
政治家としては喧嘩っぱやく?が多い柳田ですが、この洋行が、彼の文学者としての奥行きをより深めていたことは。間違いなさそうですね^^
お優しいコメントをありがとうございました。


NoTitle 

気品ある素敵な写真と艶やかで知的な文、恐れ入りました。
それにしても、恥ずかしながら柳田国男がジュネーブ行っていたとは知りませんでした。
終生日本にいて、などと知ったかぶり書かないでよかったです。
いつも感謝の4ポチです(^_^)/~
  • posted by sazanamijiro 
  • URL 
  • 2019.01/21 22:03分 
  • [Edit]

鷹虎さま 

こんばんは^^
ご入院でお忙しいなか、私などのブログにご訪問と暖かい言葉を、痛み入ります。

明治の文学はいいですよね。
長すぎず短すぎず、高雅な文体も素敵で、私は入院したときに本ばかり読んでいます。
家にいると、必ず日常のあれこれに振り回され、子供や犬の世話をしないといけないし、とても床につき思いっきり読書・・・なんて夢のまた夢の話です。
だから、入院するときはできるだけ沢山本を持ち込んで、皆さんに、これ、読み切れるの??なんて呆れられていました。(笑)

鷹虎さんはスポーツ派で趣味も将棋、とアクティブでいらっしゃいますが、入院ほど読書にむいたシチュエーションはありません^^
天か下さった余暇と思い、ゆったりした気持ちで養生くださいね。
どうぞくれぐれもご自愛ください。

miumiu美雨さんへ!! 

明治文学は素晴らしい記事ですねー見ごたえある立派な記事と感銘いたしました。
何時も優しい励ましを頂き上げ膳据え膳で入院して行ってきますのでご安心くださいませ。応援です。☆彡3
  • posted by 荒野鷹虎 
  • URL 
  • 2019.01/19 21:56分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

左サイドMenu

プロフィール

MIUMIU 美雨

Author:MIUMIU 美雨
旅、歴史、長編ドラマ(短編も)のレビューやエッセイを書いています。
文化系の記事が多いですが、歴史ドラマ(大河ドラマ:八重の桜)や、韓ドラレビューも書きます。中でもソン・イルグクさんの作品が大好きです。
更新はマイペースで続けていきますのでどうぞよろしくお願い致します。

過去記事は画面右上の検索フォームか左下のカテゴリー、早見表で探して下さい。

当ブログにて使用させて頂いておりますドラマ等の画像の著作権、肖像権は全て出所元にあります。当サイト内の文章の無断転載、無断トラックバックはお断りしております。

尚、此処はあくまで個人のサイトとして書いているブログであって、”公の掲示板”とは異なりますので、いきなりの複数の質問ばかりのコメント等はご容赦願います。返答致しかねます。

また、記事に関係のない内容のコメントや荒らしに該当する方、挙動不審な方は場合によって制限をさせていただきます。

プライバシーポリシー

最新記事

 

月別アーカイブ

カテゴリ

八重の桜レビュー
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 23話 24話 25話 26話 27話 28話 29話 30話 31話 32話 33話 34話 35話 36話 37話 38話 39話 40話 41話 42話 43話 44話 45話 46話 47話 48話 49話 50話(終)

韓国ドラマあらすじ
天地人(発酵家族)
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 23話 24話(最終話)

神と呼ばれた男
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 23話

強力班
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話(最終話)

風の国
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 23話 24話 25話 26話 27話 28話 29話 30話 31話 32話 33話 34話 35話 36話(最終話)

風の国あれこれ
その1 その2 その3 その4 その5 その6

人生画報
作品紹介 1-4話 5-8話 9-12話 13-16話 17-20話 21-24話 25-28話 29-32話 33-36話 37-40話 41-44話 45-48話 49-52話 53-56話 57-60話 61-64話 65-68話 69-72話 73-76話 77-80話 81-84話 85-88話 89-92話 93-96話 97-100話 101-104話 105-108話 109-112話 113-116話 117-120話 121-124話 125-128話 129-132話 133-136話 137-140話 141-144話 145-148話 149-152話 153-156話 157-160話 161-164話 165-168話 169-172話 173-176話 177-180話 181-184話 185-188話 189-192話 193-196話 197-200話 201-204話 205-208話 209-212話 213-216話 217-219話(最終話)

善徳女王
1,2話 3,4話 5,6話 7,8話 9,10話 11,12話 13,14話 15,16話 17,18話 19,20話 21,22話 23,24話 25,26話 27,28話 29話 30話 31,32話 33,34話 35,36話 37,38話 39,40話 41,42話

カテゴリー

FC2カウンター

右サイドメニュー

検索フォーム


インスタ映えするスペースレンタル
美雨のおすすめブログ
海外旅行は体験談を参考に!
竜宮小僧の旅案内

マリーアントワネットティーブレンド
リーフ

マリーアントワネットティーブレンド
ティーバッグ

映画マリーアントワネットにも登場
バレンタインに!

ランキング参加してます

ポチっとお願いします▽・w・▽

ブロとも申請フォーム