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2011.12/12 [Mon]
ソン・イルグク「天地人(チョンジイン)」第2話 あらすじ&感想 厨房に咲いた梅 발효가족2화
[ソン・イルグク] ブログ村キーワード「天地人」チョンジイン(발효가족) 第2話・レビュー,SongIlKook 発酵家族
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ソン・イルグク『天地人(チョンジイン)/発酵家族』第2話 厨房に咲いた梅
天地人(発酵家族)、Gyaoで好評配信中の様子で、あらすじ・感想を読みにいらっしゃる方のアクセスが又 一日1000人以上になりました・・・ドラマ、よほどの人気なのですね、解析ツールで知り、驚いています。リクエストもあったので、天地人のシリーズ、載せていきます。
Gyao天地人http://gyao.yahoo.co.jp/p/00012/v12267/

第1話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-667.htmlより
衛星劇場HP http://www.eigeki.com/korea/chunjiin/
jTBC公式HP発酵家族http://drama.jtbc.co.kr/balhyo/?cloc=jtbc|header|drama

主な登場人物
オ・ヘジュン ハン・ビョンマン先生 イ・ギチャン キ・ホテ ガン・ドシク

イ・ウジュ(長女) ナ ウンビちゃん ソル・ノイン イ・カンサン(次女)
<第2話あらすじ>
ヤクザの内部抗争で組織を飛び出してしまったホテは、偶然にTVで見た、ある韓食堂紹介の様子に、子供の頃の小さい記憶の断片を見つけ、導かれるように食堂”天地人”を訪ねるようになる。見ず知らずのホテを介抱し、うまいキムチ料理でもてなしてくれた天地人の家族だが、実は経営は火の車で、土地開発業者に立ち退きを迫られていた店主ギチャンと娘たちの葛藤を知ったホテ。
そしてついに、「店はカンサンの判断に委ねる、売るもよし、好きにしなさい」と置手紙を残し、ギチャンは失踪してしまう。
店をたたむのか、続けるのか・・・そうするにしても厨房の板前も足りぬ今、残された姉妹とコック長ドシクが選択をせまられる中、突然ホテが姿を現す。
ホテは、危機に瀕した天地人に恩返しをしたい、店主が帰ってくるまで食堂の仕事を手伝おう、と提案するが、あまりの唐突さに驚く三人。 ホテはなおも、料理ならそれなり自信がある、と主張し"俺は一度食べた料理の味を二度と忘れないんだ"と絶対味覚の持ち主であることをアピールする。
食べ物には真心が最も重要なの!と怒りをあらわに反対するカンサンだが、何故か姉のウジュ、料理長のドシクはホテを雇うのに賛成で、仕方なくテストを実施することに。
ホテはキムチを使った卵料理を出し、味わったカンサン、ウジュ、ドシクはそれぞれ違った評価を下す。カンサンは以前勤め先のレストランで手製のサラダがホテに"まずい"と見下されたときと全く同じように”まずーい!”と難くせをつけ、仕返しをする。一方でウジュはおいしいと満足を示し、ドシクは人手がいるから雇おう、と言って合格を出し、結局、カンサンは、二人の意見に応じて、ホテを天地人の家族として受け入れる。
天地人に就職したホテの板前人生がスタートしたが、その前途は明るいものではなかった。食堂掃除から玉ねぎの皮むき、皿洗いに走り使いを引き受けながら、全てに危なっかしいホテに、まゆをしかめてイビるカンサン。暴力団では”熱血男児"として生きてきたホテだが、失敗してはイビられている姿を誰かに見られないかと戦々恐々としながら必死であった。
しかしながら、食材の手入れを任せられたホテはキュウリの皮をタワシで全部削ってしまい、ついにドシクを怒らせる。観念したホテは、実は自分の素性を告白する。だが、自分の失われた過去を探すためにどうしてもここにいなければならない理由を率直に話すのであった。この時、カンサンが入って来て「私も共犯者なのよ、彼が料理人ではないこと知りながら、何も話さなかったもの」と詫び、ホテがヤクザにボコられながらも腹が減ったと倒れたので、病院にいく代わりに家に連れてきたのだから、ホテを放りださないでやってと 哀願する。
ホテの失われた過去に登場するのは天地人の鮮明な風景と、ぼんやりした男女、そして一番確かな食感で覚えているここの郷土料理であった。 ホテは先だってウジュに血液型を聞いていたが、ウジュとは違うが父ギチャンとは同じであることに一縷の望みを繋いでいた。ギチャンの部屋に忍び込み見つけた家族写真から、過去に父と別れることになった事件を思い出したのだ。だが肝心の顔をまったく忘れ、ホテは苦悩していた。
そんな折、泥棒事件が発生。
夜、天地人の裏手で家の中をうかがう人影をみとめたカンサンはホテに命じて怪しい人物を追わせるが、取り逃がしてしまう。
それは、天地人でウジュが育ててやっていた赤ん坊の母親であった。
ギチャンが失踪する直前、赤ん坊の母親に向けて、子供はうちで面倒をみているので安心するように、と玄関のメニュー板に書き記していたが、ホテは「一度捨てた子供を、親がひきとりに来るわけがない、子供を捨てる親などみんなそうしたものだ」と吐き捨てていた。それは、過去に自分を捨てた親への怨嗟の言葉でもあった。
しかしあくる日、とうとう赤子の母親が現れる。
入口のメニュー板をみて、こらえきれなくなった母は子供の名を呼び、抱きしめる。
18歳で妊娠てしまい、家出していたその娘は、子供を育てられないと悟り、温かさそうなギチャンの天地人に赤子を置き去りにしたのだった。しかし、これから実家に戻り、覚悟を決めて我が子を育てると言い、カンサンら天地人家族はうまい飯を並べ、前途を祝ってやる。
母親が現れるわけがないと、先だってギチャンに噛みついていたホテは、子を捨てざるをえない親の立場と心情をも理解し、複雑な気持ちになるのだった。
カンサンとウジュにも、思わぬ父からの贈り物が届けられていた。それは、食材に込められた、料理人らしい父のメッセージであった。咳がひどいカンサンと貧血ぎみのウジュのために、父が去り際に用意していった食材が梅キムチを作るためのものだと悟った姉妹は、一緒に料理をしていくうちに、ここ天地人で過ごした優しく懐かしい家族の思い出の日々を繰り返し反芻する。
ついにカンサンは覚悟をきめ、有名イタリアンレストランのシェフの座を捨て、天地人に専念すると一大決心をする。カンサンの助けを借りて、ようやく食堂に残ることになったホテと、天地人家族との前途多難な生活がここに始まったが・・・
<第2話ぷち・ギャラリー>
戻ってきたドン・キホーテ

恩返しにきました! 父ギチャンが帰るまで板前として働くというが・・・
ちょっと・・どういう魂胆!?「真心ってやつが何か知りたいのさ・・俺を更生したいなら働かせろよ」

料理テストで合格したらね
採用試験の素材にいいものをみつけたホテ

シャカシャカシャカ キムチをリズミカルに切り

キムチオムレツ?ふう、だし巻き玉子

内心ドキドキのホテ

カンサン「まっず~い!反対よ」 ウジュ「おいしいわ、雇うの賛成!」

なんとか合格したものの・・・
なんやかやと口論 ホテにガンつけるカンサン

あれ~ なにしてるのぉ~? ポヨヨンとウジュ
梅を象って・・・

そのころホテは失踪したギチャンの部屋で古い写真を

これは・・!!

途切れていた記憶の糸が少しずつ再生され


俺!?

美しい梅キムチ だが、一味足りない・・・あの母の味に

母との思い出が 走馬灯のように蘇る
このキムチはウジュとカンサンの友達よ

ダイコンはビタミンCが多いから、カンサンの咳を鎮めるのにいいの
ニンジンはビタミンAが豊富でしょ、だからウジュの貧血に効くのよ

でも、ニンジンは大根と仲良くしたいのに、大根のビタミンCを奪ってしまうの
だからニンジンは悲しんでた そこで、柿酢を加えてあげる・・・

柿酢のような友達がいれば、大根とニンジンは仲直りできる 忘れないでね・・・

そうだ!柿酢よ・・!
昔おきた事件

育ててくれた人の顔が思い出せない

なぜ俺が店主ギチャンと写っているのか

寂しげな子供ウンビ

天地人の板前デビュー

カッコイイ❤
カンサン「35万ウォンいただきます」 えっ!?キムチ定食で??

いままでのツケの分、合わせてです
それでも朝食はサービスなんですよ?
何をやっとる!!(外からいきなり怒号)

え?
一体なんの真似このキュウリ!?こんなに毟り取ってどうするのよ!! クレーム

もういい!クビだ
叔父さん(サムチョン)!

しかし目痛いなタマネギってのは 俺としたことがいいザマだ

ウジュさん、店は印鑑さえつかなきゃ 売らずに済みますよ
「強硬手段ねっ?えいっ(包丁キラリ)」 ひぃぃ~っ

ヤッチャンより怖いウジュのフェイントにおじけづく天下のホテ
女たちの虐待に耐えつつも・・・

男の美学を説くが バカにされ・・・
ウジュに至っては・・・「えっ?オレがウジュさんと市場に!?」

そうよ、ホテ君は荷物持ち
えっとぉ♪

いっぱい、いっぱい買うのよ♪ 汗タラ~
わかったから、その




しかし・・・カッコわるいな・・

ガキ?あなた子持ちなの!?

・・・!!


コソコソ出かけるホテ

またワケありそうな母親が・・・

赤ん坊を置き去りにしていった女性だった
母親を安心させるために、メニュー板に書かれたメモ

すみません、すみませんでした

母親はなんと18歳

家出中に子供ができてしまった母親
ビョンマン「このキムチはビタミン豊富で美容にもいい、ニラは、味噌と一緒に食べると滋養強壮になる」

実家に帰れることになり、一件落着
赤ん坊にアトピー?キムチを食べていれば治るさ、アレルギーにいいんだ

ありがとう・・ありがとうみなさん 送り出す天地人家族
父のたったひとつのかたみ

あの日から時は止まったが、HD 1981この記号は果たして何を意味するのか

カンサン・ウジュの母親の墓に

報告に来るギチャン
ホテも天地人に残れることに

こちらもなんとか一件落着

<第2話感想と雑記>
2話、面白かったですね。
私はどちらかというとブラックスーツでバシッと決めたキ・ホテより、クチナシで染めた韓服ふうの割烹着を着たイルグクさんが大好きなのですが、皆さんはいかがでしょうか。
あれって、天地人のユニフォームだったんですね。
素敵です。^^
韓服なのに機能的でどこかファッショナブル、現代的なセンスも匂わせます。
そう、頭につけた”ほっかむり”もどこかクラシカルでチョア。バンダナでなく、頭巾であるのが素晴らしい。笑
ウジュとカンサンの色違いのお揃いチェック・シャツにも、何気なく主張が感じれますね。
知恵遅れであっても、ハートの温かさを誰より放射してるウジュは赤、そして”熱い”けど、代替店主として店を切り盛りするカンサンにはクールな青、そしてウンビちゃんの薄汚れたどこか哀しいピンクの長靴。
『発酵家族』は、脚本の素晴らしさと音楽効果がきわだってるとの評価ですが、衣装やスタイリストさんにも賞状(発酵家族では”奨学金”?)ですね。^^
さて、熱血男児"でカッコよくヤクザ界で生きてきたホテが、失われた記憶の断片を見つけるためとはいえ、人目を気にしつつ、食堂掃除から野菜の皮むき、皿洗いに使い走りを必死でやりながら、姉妹にイジメを受ける情けなさ・・・
われらがイルグクさん扮する、ホテのトホホぶりに大声で笑ってしまった第2話、これは脚本と演出だけでなく、役者のもつ天性のユニークさというか、アドリブ性なんかも微妙に求められるシーンですね。脚本に忠実に”演りすぎて”も、逆にしらけてしまうし、コミカルな演技って難しい。
ふがいなく、なさけない役を、笑わせながら いとも”カッコよく”演じる難しさ・・
それをサクっと天然にこなしてしまうイルグクさん、もう、天性の”何か”を持った役者としか思えません。(笑)
ウジュ姉妹の細うで繁盛記と、イルグクさんの太うで繁盛記(笑)がないまぜに、キムチのように和合しつつ熟成されていく過程を、天地人に見守っていきたいですね。
さて、今日のテーマを示す料理は”梅キムチ”でした。
梅は日本でも大変に愛され、その馥郁とした香りは古来から多くの文人歌人を酔わせ、香水作りから食文化、文壇にまで詠まれ貢献した ありがたい花木です。
わが国には"桜折る馬鹿、梅折らぬ馬鹿"という諺がありますが、手折ってはいけないもの、折らないといけないもの、の意味から、同じ対応をしても相手によって全く異なる結果となる、という喩えになっています。
なんだか、手折っていけない前者がウジュで手折るべき後者はカンサンのような・・・
見た目そっくりの姉妹なのに、2人への対応を微妙に違えてるホテや、ウジュを愛しつつ決して手折らず静かに見守る料理長ドシクの、いい男ぶりが光ります。
2話で紹介された、韓国キムチのなかでも珍しい梅キムチの花ことばは”和合”。
もとい、料理言葉、とでもいうのかしら。
料理の声って、あるんですね。
店を手放す、手放さないでこのところずっと揉めていた姉妹が、父の最後の贈り物である梅キムチの素材を介して、お互いを見つめて明るい微笑を浮かべる表情は、言葉はわからずとも私達をホッコリさせてくれました。
韓国で最も大切なテーマである、暖かくて幸せな家族の愛が伝わってくるような・・・
ぴったりと型どりされた梅キムチのように、和合しつつ成長していく二人の姉妹の姿を描いたシーンから、なんだか しわせの梅エッセンスをシュッとふきかけられた気持ちですね。
「発酵家族」ではセット上でただ見ばえよく作られた料理でなく、実際に食べても本当においしいものばかり作られているといいます。
けれど、この梅キムチというのは、梅の成分とか味、歯ごたえを楽しむというよりは、ひたすら見た目の美しさをめでつつ、こころで味わうキムチだと美雨は感じます。
この美しい” 食べる芸術品”を仕上げる工程に 作り手の愛情を感じるキムチだからです。ピンクの澄んだスープの中に広がるファンタジックな春の夢を彷彿とさせる、しあわせの梅キムチ・・・
一陽来福、梅キムチのおかげで天地人には いち早く春が舞い込んだよう。優しい思い出と共に、カンサンとウジュの厨房に、しあわせの梅が咲きましたね。
美雨

※ドラマ全部は見れませんが、名場面のクリップは動画でいくつか提供されているので、
ネタばれ大丈夫な人はそちらでご覧になるとよいと思います。
クリックhttp://home.jtbc.co.kr/Clip/VodClip.aspx?prog_id=PR10010014&menu_id=PM10011099
第2話ハイライト
第3話予告
発酵家族HP http://www.발효가족.com/
『発酵家族』各話あらすじ
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-843.html
※発酵家族各記録記事はこちら
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-category-71.html
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2011.12.12 韓国でのリアル放送時 第2話12/8(木)20:45~
BOX1 とBOX2 で全24話楽しめるんですね!
20111212
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ソン・イルグク『天地人(チョンジイン)/発酵家族』第2話 厨房に咲いた梅
天地人(発酵家族)、Gyaoで好評配信中の様子で、あらすじ・感想を読みにいらっしゃる方のアクセスが又 一日1000人以上になりました・・・ドラマ、よほどの人気なのですね、解析ツールで知り、驚いています。リクエストもあったので、天地人のシリーズ、載せていきます。
Gyao天地人http://gyao.yahoo.co.jp/p/00012/v12267/

第1話http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-667.htmlより
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主な登場人物
オ・ヘジュン ハン・ビョンマン先生 イ・ギチャン キ・ホテ ガン・ドシク

イ・ウジュ(長女) ナ ウンビちゃん ソル・ノイン イ・カンサン(次女)
<第2話あらすじ>
ヤクザの内部抗争で組織を飛び出してしまったホテは、偶然にTVで見た、ある韓食堂紹介の様子に、子供の頃の小さい記憶の断片を見つけ、導かれるように食堂”天地人”を訪ねるようになる。見ず知らずのホテを介抱し、うまいキムチ料理でもてなしてくれた天地人の家族だが、実は経営は火の車で、土地開発業者に立ち退きを迫られていた店主ギチャンと娘たちの葛藤を知ったホテ。
そしてついに、「店はカンサンの判断に委ねる、売るもよし、好きにしなさい」と置手紙を残し、ギチャンは失踪してしまう。
店をたたむのか、続けるのか・・・そうするにしても厨房の板前も足りぬ今、残された姉妹とコック長ドシクが選択をせまられる中、突然ホテが姿を現す。
ホテは、危機に瀕した天地人に恩返しをしたい、店主が帰ってくるまで食堂の仕事を手伝おう、と提案するが、あまりの唐突さに驚く三人。 ホテはなおも、料理ならそれなり自信がある、と主張し"俺は一度食べた料理の味を二度と忘れないんだ"と絶対味覚の持ち主であることをアピールする。
食べ物には真心が最も重要なの!と怒りをあらわに反対するカンサンだが、何故か姉のウジュ、料理長のドシクはホテを雇うのに賛成で、仕方なくテストを実施することに。
ホテはキムチを使った卵料理を出し、味わったカンサン、ウジュ、ドシクはそれぞれ違った評価を下す。カンサンは以前勤め先のレストランで手製のサラダがホテに"まずい"と見下されたときと全く同じように”まずーい!”と難くせをつけ、仕返しをする。一方でウジュはおいしいと満足を示し、ドシクは人手がいるから雇おう、と言って合格を出し、結局、カンサンは、二人の意見に応じて、ホテを天地人の家族として受け入れる。
天地人に就職したホテの板前人生がスタートしたが、その前途は明るいものではなかった。食堂掃除から玉ねぎの皮むき、皿洗いに走り使いを引き受けながら、全てに危なっかしいホテに、まゆをしかめてイビるカンサン。暴力団では”熱血男児"として生きてきたホテだが、失敗してはイビられている姿を誰かに見られないかと戦々恐々としながら必死であった。
しかしながら、食材の手入れを任せられたホテはキュウリの皮をタワシで全部削ってしまい、ついにドシクを怒らせる。観念したホテは、実は自分の素性を告白する。だが、自分の失われた過去を探すためにどうしてもここにいなければならない理由を率直に話すのであった。この時、カンサンが入って来て「私も共犯者なのよ、彼が料理人ではないこと知りながら、何も話さなかったもの」と詫び、ホテがヤクザにボコられながらも腹が減ったと倒れたので、病院にいく代わりに家に連れてきたのだから、ホテを放りださないでやってと 哀願する。
ホテの失われた過去に登場するのは天地人の鮮明な風景と、ぼんやりした男女、そして一番確かな食感で覚えているここの郷土料理であった。 ホテは先だってウジュに血液型を聞いていたが、ウジュとは違うが父ギチャンとは同じであることに一縷の望みを繋いでいた。ギチャンの部屋に忍び込み見つけた家族写真から、過去に父と別れることになった事件を思い出したのだ。だが肝心の顔をまったく忘れ、ホテは苦悩していた。
そんな折、泥棒事件が発生。
夜、天地人の裏手で家の中をうかがう人影をみとめたカンサンはホテに命じて怪しい人物を追わせるが、取り逃がしてしまう。
それは、天地人でウジュが育ててやっていた赤ん坊の母親であった。
ギチャンが失踪する直前、赤ん坊の母親に向けて、子供はうちで面倒をみているので安心するように、と玄関のメニュー板に書き記していたが、ホテは「一度捨てた子供を、親がひきとりに来るわけがない、子供を捨てる親などみんなそうしたものだ」と吐き捨てていた。それは、過去に自分を捨てた親への怨嗟の言葉でもあった。
しかしあくる日、とうとう赤子の母親が現れる。
入口のメニュー板をみて、こらえきれなくなった母は子供の名を呼び、抱きしめる。
18歳で妊娠てしまい、家出していたその娘は、子供を育てられないと悟り、温かさそうなギチャンの天地人に赤子を置き去りにしたのだった。しかし、これから実家に戻り、覚悟を決めて我が子を育てると言い、カンサンら天地人家族はうまい飯を並べ、前途を祝ってやる。
母親が現れるわけがないと、先だってギチャンに噛みついていたホテは、子を捨てざるをえない親の立場と心情をも理解し、複雑な気持ちになるのだった。
カンサンとウジュにも、思わぬ父からの贈り物が届けられていた。それは、食材に込められた、料理人らしい父のメッセージであった。咳がひどいカンサンと貧血ぎみのウジュのために、父が去り際に用意していった食材が梅キムチを作るためのものだと悟った姉妹は、一緒に料理をしていくうちに、ここ天地人で過ごした優しく懐かしい家族の思い出の日々を繰り返し反芻する。
ついにカンサンは覚悟をきめ、有名イタリアンレストランのシェフの座を捨て、天地人に専念すると一大決心をする。カンサンの助けを借りて、ようやく食堂に残ることになったホテと、天地人家族との前途多難な生活がここに始まったが・・・
<第2話ぷち・ギャラリー>
戻ってきたドン・キホーテ

恩返しにきました! 父ギチャンが帰るまで板前として働くというが・・・
ちょっと・・どういう魂胆!?「真心ってやつが何か知りたいのさ・・俺を更生したいなら働かせろよ」

料理テストで合格したらね
採用試験の素材にいいものをみつけたホテ

シャカシャカシャカ キムチをリズミカルに切り

キムチオムレツ?ふう、だし巻き玉子

内心ドキドキのホテ

カンサン「まっず~い!反対よ」 ウジュ「おいしいわ、雇うの賛成!」

なんとか合格したものの・・・
なんやかやと口論 ホテにガンつけるカンサン

あれ~ なにしてるのぉ~? ポヨヨンとウジュ
梅を象って・・・

そのころホテは失踪したギチャンの部屋で古い写真を

これは・・!!

途切れていた記憶の糸が少しずつ再生され


俺!?

美しい梅キムチ だが、一味足りない・・・あの母の味に

母との思い出が 走馬灯のように蘇る
このキムチはウジュとカンサンの友達よ

ダイコンはビタミンCが多いから、カンサンの咳を鎮めるのにいいの
ニンジンはビタミンAが豊富でしょ、だからウジュの貧血に効くのよ

でも、ニンジンは大根と仲良くしたいのに、大根のビタミンCを奪ってしまうの
だからニンジンは悲しんでた そこで、柿酢を加えてあげる・・・

柿酢のような友達がいれば、大根とニンジンは仲直りできる 忘れないでね・・・

そうだ!柿酢よ・・!
昔おきた事件

育ててくれた人の顔が思い出せない

なぜ俺が店主ギチャンと写っているのか

寂しげな子供ウンビ

天地人の板前デビュー

カッコイイ❤
カンサン「35万ウォンいただきます」 えっ!?キムチ定食で??

いままでのツケの分、合わせてです

何をやっとる!!(外からいきなり怒号)

え?
一体なんの真似このキュウリ!?こんなに毟り取ってどうするのよ!! クレーム

もういい!クビだ
叔父さん(サムチョン)!

しかし目痛いなタマネギってのは 俺としたことがいいザマだ

ウジュさん、店は印鑑さえつかなきゃ 売らずに済みますよ
「強硬手段ねっ?えいっ(包丁キラリ)」 ひぃぃ~っ

ヤッチャンより怖いウジュのフェイントにおじけづく天下のホテ
女たちの虐待に耐えつつも・・・

男の美学を説くが バカにされ・・・
ウジュに至っては・・・「えっ?オレがウジュさんと市場に!?」

そうよ、ホテ君は荷物持ち
えっとぉ♪

いっぱい、いっぱい買うのよ♪ 汗タラ~

わかったから、その




しかし・・・カッコわるいな・・

ガキ?あなた子持ちなの!?

・・・!!



コソコソ出かけるホテ

またワケありそうな母親が・・・

赤ん坊を置き去りにしていった女性だった
母親を安心させるために、メニュー板に書かれたメモ

すみません、すみませんでした

母親はなんと18歳

家出中に子供ができてしまった母親
ビョンマン「このキムチはビタミン豊富で美容にもいい、ニラは、味噌と一緒に食べると滋養強壮になる」

実家に帰れることになり、一件落着
赤ん坊にアトピー?キムチを食べていれば治るさ、アレルギーにいいんだ

ありがとう・・ありがとうみなさん 送り出す天地人家族
父のたったひとつのかたみ

あの日から時は止まったが、HD 1981この記号は果たして何を意味するのか

カンサン・ウジュの母親の墓に

報告に来るギチャン
ホテも天地人に残れることに

こちらもなんとか一件落着

<第2話感想と雑記>
2話、面白かったですね。
私はどちらかというとブラックスーツでバシッと決めたキ・ホテより、クチナシで染めた韓服ふうの割烹着を着たイルグクさんが大好きなのですが、皆さんはいかがでしょうか。
あれって、天地人のユニフォームだったんですね。
素敵です。^^
韓服なのに機能的でどこかファッショナブル、現代的なセンスも匂わせます。
そう、頭につけた”ほっかむり”もどこかクラシカルでチョア。バンダナでなく、頭巾であるのが素晴らしい。笑
ウジュとカンサンの色違いのお揃いチェック・シャツにも、何気なく主張が感じれますね。
知恵遅れであっても、ハートの温かさを誰より放射してるウジュは赤、そして”熱い”けど、代替店主として店を切り盛りするカンサンにはクールな青、そしてウンビちゃんの薄汚れたどこか哀しいピンクの長靴。
『発酵家族』は、脚本の素晴らしさと音楽効果がきわだってるとの評価ですが、衣装やスタイリストさんにも賞状(発酵家族では”奨学金”?)ですね。^^
さて、熱血男児"でカッコよくヤクザ界で生きてきたホテが、失われた記憶の断片を見つけるためとはいえ、人目を気にしつつ、食堂掃除から野菜の皮むき、皿洗いに使い走りを必死でやりながら、姉妹にイジメを受ける情けなさ・・・
われらがイルグクさん扮する、ホテのトホホぶりに大声で笑ってしまった第2話、これは脚本と演出だけでなく、役者のもつ天性のユニークさというか、アドリブ性なんかも微妙に求められるシーンですね。脚本に忠実に”演りすぎて”も、逆にしらけてしまうし、コミカルな演技って難しい。
ふがいなく、なさけない役を、笑わせながら いとも”カッコよく”演じる難しさ・・
それをサクっと天然にこなしてしまうイルグクさん、もう、天性の”何か”を持った役者としか思えません。(笑)
ウジュ姉妹の細うで繁盛記と、イルグクさんの太うで繁盛記(笑)がないまぜに、キムチのように和合しつつ熟成されていく過程を、天地人に見守っていきたいですね。
さて、今日のテーマを示す料理は”梅キムチ”でした。
梅は日本でも大変に愛され、その馥郁とした香りは古来から多くの文人歌人を酔わせ、香水作りから食文化、文壇にまで詠まれ貢献した ありがたい花木です。
わが国には"桜折る馬鹿、梅折らぬ馬鹿"という諺がありますが、手折ってはいけないもの、折らないといけないもの、の意味から、同じ対応をしても相手によって全く異なる結果となる、という喩えになっています。
なんだか、手折っていけない前者がウジュで手折るべき後者はカンサンのような・・・
見た目そっくりの姉妹なのに、2人への対応を微妙に違えてるホテや、ウジュを愛しつつ決して手折らず静かに見守る料理長ドシクの、いい男ぶりが光ります。
2話で紹介された、韓国キムチのなかでも珍しい梅キムチの花ことばは”和合”。
もとい、料理言葉、とでもいうのかしら。
料理の声って、あるんですね。
店を手放す、手放さないでこのところずっと揉めていた姉妹が、父の最後の贈り物である梅キムチの素材を介して、お互いを見つめて明るい微笑を浮かべる表情は、言葉はわからずとも私達をホッコリさせてくれました。
韓国で最も大切なテーマである、暖かくて幸せな家族の愛が伝わってくるような・・・
ぴったりと型どりされた梅キムチのように、和合しつつ成長していく二人の姉妹の姿を描いたシーンから、なんだか しわせの梅エッセンスをシュッとふきかけられた気持ちですね。
「発酵家族」ではセット上でただ見ばえよく作られた料理でなく、実際に食べても本当においしいものばかり作られているといいます。
けれど、この梅キムチというのは、梅の成分とか味、歯ごたえを楽しむというよりは、ひたすら見た目の美しさをめでつつ、こころで味わうキムチだと美雨は感じます。
この美しい” 食べる芸術品”を仕上げる工程に 作り手の愛情を感じるキムチだからです。ピンクの澄んだスープの中に広がるファンタジックな春の夢を彷彿とさせる、しあわせの梅キムチ・・・
一陽来福、梅キムチのおかげで天地人には いち早く春が舞い込んだよう。優しい思い出と共に、カンサンとウジュの厨房に、しあわせの梅が咲きましたね。
美雨

※ドラマ全部は見れませんが、名場面のクリップは動画でいくつか提供されているので、
ネタばれ大丈夫な人はそちらでご覧になるとよいと思います。
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第2話ハイライト
第3話予告
発酵家族HP http://www.발효가족.com/
『発酵家族』各話あらすじ
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-843.html
※発酵家族各記録記事はこちら
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