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2013.03/19 [Tue]
NHK大河ドラマ 八重の桜 第11回 あらすじ、感想 「守護職を討て!」

NHK大河ドラマ 八重の桜 第11回 守護職を討て!
最新の回のあらすじ&感想はこちらをクリック↓(「八重の桜」各話あらすじ&感想)
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「先生は二度殺された。一度は刺客に、二度目は藩の愚かさに」覚馬のやるせない胸の内が、会津の溜息のように伝わった第11回。復興にむけて頑張る福島と東北に熱くエールを放つ大河ドラマ”八重の桜”、共に楽しみつつ、愛の桜前線を拡げていきたいですね!

八重の桜OP、BGMにドゾhttp://www.youtube.com/watch?v=6tDZC6aTUxA
第11話あらすじ
1864年7月。京都の木屋町近くで、佐久間象山(奥田瑛二)が暗殺される。象山が計画していた帝の彦根遷座まであと一歩という時の悲劇であった。物陰から象山を狙った浪士たちは「天誅!」と叫んで背中から斬りつけ、斬奸状を残して去るが、そこには朝廷に開国を説いたことや帝の彦根遷座を図ったことを断罪する主旨と、会津藩士がそれに手を貸していた事が記されていた。会津の動きは筒抜けになっていたのだ。斬奸状の末尾には皇国忠義士とあったが、覚馬は何が忠義だと憤り、恩師である象山の死を深く悲しむ。追い打ちをかけるように、覚馬に届いた知らせは、攘夷激派に睨まれるのを恐れた松代藩が、佐久間家を改易した事実であった。「象山先生は二度殺された・・・最初は刺客に、二度目は藩の愚かさに・・・」覚馬は悲嘆するが、隠遁姑息なのは秋月を引きずり降ろした会津も同じで、華の公用方へのやっかみと解っていながら どうすることも出来ない我が身を恨む。
そのころ、京都守護職の会津藩と藩主の容保(綾野剛)は長州軍の脅威にさらされていた。象山の死は天王山にいた長州陣営にも伝えられ、真木和泉はそれは好都合と目を輝かせる。前年8月の政変で都を追われた長州は巻き返しを図るべく、長州藩家老の国司信濃(こくししなの)の300の一隊が加わり、一触即発の緊張が高まる。
一方、会津では、八重の弟・三郎が都へ派遣される部隊に勝手に志願していたことを知り、八重の父・権八は激怒し三郎を張り倒す。滅多に世に出れない次男、三男坊が活躍できるとあって佐川官兵衛の別部隊は日進館でも評判となっていたのだ。三郎は、隊士になって早く一人前の藩士として認めてもらいたいだけでなく、そうなれば、尚之助の新式銃の採用も願い出れると考えていたのだ。「その気持ちを話せば父・権八も叱らなかっただろうに」と尚之介が優しく助言すると、三郎は「鉄砲の家が一段低く見られていて、意見が上になかなか通らない父の苦労も見てきているから言えない」と言う。 一部始終を見ていた八重が父にそのことを伝えると、単に仲間の尻馬に乗って手柄を立てたいだけだと息子を叱っていた権八も、自分が三郎を見くびっていたようだと呟く。八重もまた、自分の子分のようにくっついていた弟が、いつの間にか一人前の男に成長しようとしていることを嬉しく思う。そして、尚之介にも礼を言うのだった。
同じころ、長州の動きを偵察に出た覚馬と大蔵、梶原の三人は 真木和泉らが幹部となって、会津を朝敵とし松平容保を討とうとしている謀略を突き止める。会津本陣で覚馬たち報告を聞いた家老たちは、尻を蹴り上げてでも慶喜を動かそうと二条城を訪ねるが、慶喜はグズグズ決断しないばかりか、元はと言えば会津が撒いた種だろうと嫌味を言う始末。会津藩士達は怒り狂い あわや暴動になりかけた時、朝議が始まり ついに孝明天皇が長州討伐の勅命を下す。
・・・ということで、次回は第12回「蛤御門の戦い」です。
京の都では・・
♪駆けろペガサス銀河の果てへ~♪無限の宇宙へ星を撒け~♪煌めく星座をこの手に握り~

旦那様、ご機嫌ですなぁ「フォッフォッ、わが苦心の策がいよいよ実を結ぶかもしれんでの」
松代藩士、佐久間象山だな!天誅ッ!!「なっ・・何奴じゃ!うおおぉっ」

刺客に背中から襲われる象山
本当にお星さまになってしまった象山

せ、先生!!なじょしてこんなごどに・・!!

開国を説いたこと、彦根遷座をはかったこと、会津藩士が手を貸したことが断罪されておりやす

こっちの動きは筒抜けだったのか・・!
ふっふ・・いいとき死んでくれたわ象山

もはやシス卿の真木和泉
先生は二度殺された・・・一度は刺客に、 二度目は藩の愚かさに・・・

城にあがった時尾のかわりに裁縫を教えはじめた八重

ゆき「八重姉さまの教え方は、まるで鉄砲の調練みでえだ~」
城の時尾からきた嬉しい文を八重が読み上げると・・・

お八重さま!三郎さんも、佐川さまの隊に入んのですか? あらわれた悌次郎と盛之輔

腕におぼえがあるかたは、皆、志願しておりやす「え・・えっ?」
本当に入隊を志願していた三郎

官兵衛に倒されても、何度でも食い下がり、槍を挑むが・・・
親に黙って・・・ばかやろうが!!

ボカッ 更に殴られる三郎
おとっつぁま!やめてくなんしょ!!

しがみつく八重
あくる朝
親をみくびるなよ。わしもお前を見くびっていたようだがな

ニシはもう立派な会津の男だ。
三郎のごど・・ありがとなし

三郎の真意を問いただしてくれた影の功労者、尚之助に礼を言う八重だが・・・
ニコッ

パム☆パム☆ かしこみ~かしこみ まお~すぅ~ 会津との戦いを前に会津打倒祈願をする長州

神職の家系に育っただけあって神主がやれる真木和泉
それを覗う覚馬たち

しかし、見つかって長州藩に捕らわれ・・「っご、ご朱印もらうのはここやおまへんの?」

平馬が流暢な京都弁を使い、ことなきを得る
長州討伐の命だと? イヤ、それは相手をもう一度揺さぶってみてからだナ

いつもグズグズして尻の重い慶喜
しかし
「長州の軍勢、速やかに掃討せよ~!」

ようやく帝の命を受ける容保であった

一昨日、昨日と八重あらすじ&感想で検索してきて下さった訪問者の方々、すみません(>_<)
しかし、今回 大好きな(奥田)象山先生がお星さまになってしまい、これから「八重の桜」観ていくテンションが下がってしまいそうです。(ToT)滂沱
八重の桜、こんなところが好き!感想&雑記
「今度は会津が京を追われる番だ」
とうとう、恐れていたことが、明るみに出始めてしまった第11話。
それは、以前尚之助が予見した、この言葉。
「強き者は、初めは讃えられ、次に恐れられ、末は憎しみの的となる」
ということは、会津は守護職になって二年足らずで、もう第三ステージまで来てしまったという事でしょうか。
そして、佐久間象山の死。
松陰が逝き、宮部鼎蔵が斬られ、そして生涯の心の師である象山までが襲われてしまった。
学生時代に象山塾で二年学んだ覚馬にとって、互いに切磋琢磨し情を交した旧友や恩師が逝ってしまう、悲しさは、いかばかりであったろう。
今の時代で言えば、海外の大学に留学して、各国の優秀な学生たちと世界最高水準の学問を、おなじ学び舎で共に学んだかけがえのない、海の向こうの友と師、にあてはまる筈。
多感な青年期に、見たり聞いたり感じたりしたことは、一生美しい残像となって心に焼きつくもの・・・黒船を見て世界の水準に焦りを覚えたり、葛藤した、藩の壁を越え響きあった塾の仲間達。
とりわけ 十年後、百年後の日本の未来を見据え、行動していく、という象山先生の教えは、覚馬のみならず、ドラマを見ている私達の胸に熱く響くものがありました。
先生の言う「百年後の日本の未来」というのは、いま、私たちがこうしてグローバルにドラマエンターテイメントを楽しんでいる今そのものではないのか・・・今の境地こそ、先人たちが命を賭して創りあげてくれたもの。
象山の暗殺者は、「るろうに剣心」の河上彦斎と言われていますが、
蟄居が解かれ、公武合体開国論者の象山が飛び込めば、命を狙われるのは明らかだったにも拘わらず、自身の命を賭して京へ向かった象山。
その勇姿は、さながら彼の愛したワーテルロー戦線に向かうナポレオンのようでした。
上洛まえ、象山は死期を悟ってか、まるで辞世の句と思える歌を詠んでいましたね。
折りにあえば 散るもめでたし 山桜
美しい桜は 咲き誇るときだけでなく、 去りぎわの潔さも肝心なのだと織り込んだ象山、命を賭して死に至っても、人々の大事を悟れるところとなれば「一命なにか惜しからん」の心情が 読み取れます。
はい、象山先生。先生が命を賭して大事を伝えてくれた大切な普遍の教え――
十年後、百年後の未来を思い描いて、行動していくこと・・・
私達は、あの会津の桜を接ぎ木するように、その大切な思想を未来に接ぎ木していかなければ、ならないのですよね。
美雨
過去記事・・・象山とナポレオン(象山ファンの人は よかったら読んでネ)
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-entry-928.html
八重の桜



出番少ないのに存在感ありすぎの象山先生・・・その残像をここまで濃くしたのは、
名優 奥田瑛二さんが演じてこそ、と確信する美雨です。
その奥田瑛二さん、象山への思いを綴ったインタビューなどを振り返り、今回の雑記にしてみます。
ペリー提督と堂々と渡り合う 佐久間象山 歴史的瞬間でした。

"Commodore Perry, It's an honor!"
佐久間象山(さくましょうざん)は西洋の学問(特に蘭学)、歴史に造詣深く、日本初の電信実験を成功させている。やがて江戸に塾を開き、門下生が溢れたが、吉田松陰(当時、寅次郎)のペリー密航事件の関与を疑われ、故郷の松代に蟄居。赦免ののち幕命を受けて上洛し、開国論を主張するが、尊王攘夷派によっって暗殺される。門弟に勝海舟、坂本竜馬、吉田松陰がいる。ドラマでもいっとき八重の兄 覚馬が入塾していた。
奥田瑛二さん語るに、「象山は先見の明があって、日本が進むべき道をしっかりと見つめて、一番で進んで行った人。一番に進む人は、二番目の人より遥かぶっちぎるような感性を持っているから、わけわからんヤツ、と後ろ指をさされるし、象山は後ろから斬られるという、武士として最も不名誉な死に方をしたと、死後さえ批判されてしまった。でも、象山は死ぬまで未来へ生きる姿勢をとっていて、ここで死んではなるまいと思っていたからこそ前を向いて、その結果後ろから斬られてしまったのだと信じます。」そんな象山を、理屈や知識でなく、気合いと個性で演じたいと熱く語る奥田さん。
フーッ葉巻きシュパー象山

煙を口から鼻に入れシュワ~と吐き出すときの至福の表情・・・
このハマキ姿がみれないと寂しくてたまりません(;_:)

葉巻をふかして、煙の中に皮肉もふかす、知的な横顔がなんとも言えませんでした。
まさに量才録用、でも今は奥田さん自身がタレントの才をみきわめて、メガホンをとっているのでしょうね。
その奥田さん、その昔 スタントマン兼アクションとしてデビューしたヒーロードラマ(円盤戦争バンキッド)では、なんと「天馬昇三」という名で主題歌も歌われていました。象山もビックリ、若い頃からやはり多彩な方だったんですね。
けれど、アクションヒーロー俳優に偏見があった一時代まえは、「バンキッド」以後吹かず飛ばずで、ホームレスをして、さまよったこともあったとか。
逆に今のアクションヒーローは、出世確実といわれ、待遇もまるで違うようです。奥田さんのような先人たちがきっとアクションヒーローの質や地位を向上させてきたのかもしれないですね。
十年後、百年後の未来を見据えて・・・
って、やっぱり、象山先生!?
ということで、若い時の奥田・象山(本当にご自身で歌っています!)
クリック!http://www.youtube.com/watch?v=1jgQJ0J_DWg

奥田瑛二(=歌手名は天馬昇三)さん歌うますぎ!象山先生、カッコイイ!!

センターはもちろん象山先生❤
そして・・・

象山先生は開国を夢見て星空に帰ってしまったのでした(涙)
※ニコ動でも実写版OP見れます♪http://nicoviewer.net/sm6854372
象山先生がお星さまに帰ってしまって大変寂しいのですが、優しく楽しい八重ファミリーに癒してもらえますもんね!今回のNHKのHPでは、八重ファミリーの大黒柱、権八の松重豊さんが、フィーチャーされていました。この方も大好きです。(よーするにおじじさまばっかり?汗)
八重ファミリーは、舞台がハネたあとも仲良しのようです。
しかし、八重ファミリーって、ほんとにいい人ばかり。(>_<)
http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/special/interview07/

ということで、おとっつぁまのダンスです♪
ならぬものはならぬ!おとっつぁま ダンスdeゴーゴーだべ編
八重の桜 各話レビュー
http://yonipo.blog13.fc2.com/blog-category-81.html
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- at 23:00
- [NHK大河ドラマ 八重の桜]
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naviさま
照姫が摘んでいた松葉は、赤松だと思いますが、血液浄化や胃腸増強に効くそうです。
以前、松寿仙というドリンクがあったような・・・きっと、昔から仙人が食すると言われていた漢方だからでしょうね。^^
それに加えて、故郷の城の松で作ったと思うだけでも、殿さまの元気が出ると思った照姫様は、さすが才媛、この時代からプラシーボ効果を心得ておいでだったのでしょうね。(笑)
>久坂玄瑞
史実としてはそうですね。^^
確かにあの場合、強硬派の来島又兵衛だったら納得だったと思います。
けれど、今回のテーマ「守護職を討て!」の余韻を出すためにも、やはり若い玄瑞は、年長者を立てて強硬路線に従ったのが、なんとなく雰囲気で繋がりました。
というか、アップに耐えるお顔的に(汗)この台詞を言えるのって、玄瑞だけでは。^^:
しかし、来島でも真木和泉でも、アラフィフのいいオイチャン達が血気盛んな強硬論を主張し、20代半ばの久坂が慎重論を唱えるのが、なんか可笑しいですね。